農道の制限速度|標識がない場合の最高速度は何km?

生活の知恵

ヤフーニュースで、農道と一般道の交差点で交通事故と報道されました。バイクを運転していた男性は死亡。

バイクが好きだから、金がなくても、バイクをレンタルしてツーリングに行きます。

確かにツーリング先として、農道は最高です。

ところが、農道とはそもそも何ぞやという事で気になったので、調べました。

農道であっても警察に捕まる事がある

田舎道に行くと、広域農道○○地区という標識を見掛ける事があります。

法律を知らない人は、農道は管轄が違うから警察には捕まらないとか、農道は制限速度の標識がないから飛ばしても良いとかを吹聴する人がいます。

現にインターネット上でも、75kmとか100kmで走行したとか書かれています。

ですが、農道であっても警察に捕まる事があります。

農道も警察の取り締まり対象って事を知って、私のブログから離れてねって事で、今回はそういう話しです。

結論としては、農道で標識がない場合は、60kmが最高速度です。

農道とは何か?

農道とは、米・野菜・果物等の生産性を向上させるために、軽トラック・トラクター・コンバイン等を道路脇に自由に駐停車させて、農作物の積み卸し作業を行う事ができる道路の事です。

ここで、あれ?

と言う事は、東京では緑色のオジサンが自転車で、駐禁で取り締まれない場所?確かに標識もないし、取り締まり場所ではないですね。

農道は農家以外の車両も走っていいのか?

結論から言って、農道は農家以外の車両も走って良いです。

だから、広域農道○○地区と書かれた標識の前に、○○以外進入禁止と書かれていないのです。

農道をなぜ農家以外の車両も走っていいのか?

農道であっても、農道も道路交通法に定める道路だからです。

道路交通法に定める道路とは、次の3つを言います。

  1. 道路法3条(高速自動車国道、一般国道、都道府県道、市町村道)
  2. 道路運送法2条8項(?)
  3. 一般交通の用に供するその他の場所

それで、農道は「一般交通の用に供するその他の場所」になっているんですね。

一般交通の用に供するその他の場所?意味不明~。

私は法学部卒業ですけど、意味不明ですね、これ(笑)

ですが、警察官の頭(親分)である警察庁という行政は、農道を一般交通の用に供するその他の場所と理解(解釈)しています。

>>(参照)警察庁の解釈はこちら

農道の制限速度は何kmなの?

結論としては、農道○○地区と書かれていても、標識がなければ制限速度は60kmです。

ウィキペディアで農道○○地区に関して調べると、50kmって制限速度が書かれている事があります。

それは嘘です。

嘘ですって書いて公表しているので、私が助長したとかなったら、私自身ウサギをペットとして飼っていますので大変ですけどね。

え~っと。刑法に言う助長に該当しない(笑)

農道であっても、道路交通法で取り締まれます。道路交通法にいう道路なので。

農道がツーリングスポットになっているという背景

農道は、本来、農家のために特別に法律で許された道なんですよね。

ですが、農家が農作業のため、軽トラックを走らせていると、ツーリングで車やらバイクが猛スピードで走ってくるんですよ。

怖いですよね、普通に。

逆に、車やバイクにとっては、気持ちが良いんです。見晴らしが良いし、風は気持ち良いし。農道を走りたい。

農道もたまに警察の取り締まり対象

農道だから、本来は耕耘機なので、トロトロ走っている訳なんですよね。

知らんかな?私の父の実家の耕耘機を運転すると、トロトロ走る(笑)最高速度時速15km位(笑)左に寄せて走るけれどね(笑)

警察としては、トロトロ走っている車両を取り締まる訳ないと考えるじゃないですか。

ですが、農道はツーリングスポットになっていたら、畑の影から取り締まる訳です(笑)

おい~見えているし。原付で走っていたら、取り締まっているって見えるし(笑)

まとめ

農道○○地区って書かれていて、標識がなくても、制限速度は60kmだって知って帰ってね。

風や太陽、木々という自然で気持ち良くなっても、制限速度は60kmって知って帰ってね。

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