プラチナETFとは?楽天証券で投資できる貴金属投資の選択肢
プラチナETFは、証券取引所に上場されているプラチナ価格に連動する投資信託です。
実物のプラチナを保有することなく、株式と同じように売買できる手軽さが特徴で、貴金属投資の選択肢として注目を集めています。
楽天証券では、国内で上場しているプラチナETFを取引でき、特に代表的な銘柄として「純プラチナ上場信託(現物国内保管型)」(証券コード:1541)があります。
この銘柄は三菱UFJ信託銀行が管理する国内保管型のETFで、1口単位から取引が可能です。
金投資が有名ですが、プラチナは金よりも希少性が高く、産業需要の影響を受けやすいという特徴があります。
そのため、ポートフォリオの分散投資先として、また経済成長局面での値上がり益を狙う投資対象として魅力的です。
楽天証券でプラチナETFを選ぶ3つのメリット
メリット1:手数料無料で取引できるゼロコース
楽天証券の最大のメリットは、国内株式手数料が無料になる「ゼロコース」です。
プラチナETFは国内株式と同じ手数料体系が適用されるため、約定金額にかかわらず取引手数料が0円になります。
これにより、少額投資でも手数料負担を気にせず取引できます。
ただし、ゼロコースを利用する場合は、楽天証券が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文の利用が原則必須となる点に注意が必要です。
メリット2:1口から少額投資が可能
プラチナの現物を購入する場合、まとまった資金が必要ですが、ETFなら1口から購入できます。
2024年時点で純プラチナ上場信託(1541)は1口7,000円前後で取引されており、約7,000円から投資を始められます。
純金積立と比較しても、ETFは好きなタイミングで売買できる柔軟性があり、価格変動に応じて機動的に取引したい投資家に適しています。
メリット3:NISA成長投資枠の対象銘柄
純プラチナ上場信託(1541)はNISA成長投資枠の対象銘柄です。
楽天証券のNISA口座でプラチナETFを購入すれば、値上がり益が非課税になります。
長期的な資産形成を目指す投資家にとって、税制面で有利な選択肢となります。
プラチナ投資の特徴とリスク|金投資との違いを理解する
プラチナの産業需要と価格変動の特性
プラチナは自動車の触媒、燃料電池車(FCV)の部品、電子機器、医療機器など、幅広い産業で使用される金属です。
特にディーゼル車や燃料電池車の触媒として重要な役割を果たしており、自動車産業の動向が価格に大きな影響を与えます。
金が経済不安時に価格が上昇する「安全資産」である一方、プラチナは経済成長局面で産業需要が高まり価格が上昇する傾向があります。
つまり、金とプラチナは相反する値動きをすることが多く、この特性を活用したリスク分散投資が可能です。
プラチナ投資のメリット
希少性の高さ
プラチナは金よりも埋蔵量が少なく、生産量も限られています。世界の生産量の大半を南アフリカが占めており、希少性の高い貴金属として価値が認められています。
インフレに強い実物資産
プラチナは実物資産であるため、インフレ時には相対的に価値が上昇します。株式や債券と異なる値動きをするため、ポートフォリオの分散効果が期待できます。
値動きの大きさによる高リターンの可能性
プラチナは金に比べて価格変動(ボラティリティ)が大きいため、短期的に大きなリターンを狙える可能性があります。投資市場の規模が金より小さく、需給バランスの変化が価格に反映されやすいためです。
プラチナ投資のデメリットとリスク
価格変動リスクの大きさ
ボラティリティが高いということは、暴落リスクも大きいことを意味します。2008年のリーマンショック時には、ディーゼル車販売の低迷に伴いプラチナ価格が大幅に下落しました。
産業需要への依存度が高い
プラチナ価格は産業需要、特に自動車産業の動向に左右されやすい特徴があります。電気自動車(EV)の普及拡大などの技術革新により、触媒としての需要が減少する可能性もあります。
地政学リスク
プラチナの主要産出国が南アフリカに偏っているため、同国の政治的・経済的な状況が価格に影響を与えるリスクがあります。
配当・利息が付かない
株式の配当や預金の利息のようなインカムゲインは得られません。利益は購入価格と売却価格の差額(キャピタルゲイン)のみです。
楽天証券でプラチナETFを購入する手順
ステップ1:楽天証券の口座開設
プラチナETFを購入するには、まず楽天証券の総合口座を開設する必要があります。
オンラインで申し込みが完結し、本人確認書類とマイナンバーを提出すれば、最短で翌営業日から取引を始められます。
NISA口座も同時に開設しておくと、非課税で投資できるメリットがあります。
ステップ2:入金する
楽天証券の口座に投資資金を入金します。
楽天銀行と連携する「マネーブリッジ」を設定すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇されるほか、自動入出金(スイープ)機能が使えて便利です。
ステップ3:プラチナETFを検索・注文
取引画面で「1541」(純プラチナ上場信託)と検索し、銘柄詳細ページから注文画面に進みます。
購入口数や価格を指定して注文を出せば、取引が成立します。
成行注文と指値注文が選べますが、初心者は確実に約定する成行注文がおすすめです。
指値注文は希望価格で買いたい場合に使います。
ステップ4:保有・売却
購入したプラチナETFは証券口座で保管され、いつでも売却できます。
株式と同じように、市場が開いている時間帯(平日9:00~15:00)に取引可能です。
プラチナETFと純金積立の比較|どちらを選ぶべきか
楽天証券では、プラチナETFだけでなく純金積立やプラチナ積立も提供しています。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
プラチナETFの特徴
- 市場価格でリアルタイム取引が可能
- 好きなタイミングで売買できる
- 手数料が無料(ゼロコース利用時)
- 価格変動リスクを自分で管理する必要がある
プラチナ積立の特徴
- 毎月1,000円から定額で自動購入
- ドルコスト平均法で価格変動リスクを分散
- 楽天カードでのクレカ積立が可能(0.5%ポイント還元)
- 一定量貯まれば現物として引き出せる
- 購入・売却時に手数料がかかる
安定的な資産形成を目指すなら純金積立、値動きを見ながら機動的に取引したいならプラチナETFという使い分けが適しています。また、両方を組み合わせてポートフォリオを構築する方法もあります。
プラチナ投資の将来性と2024年の市場動向
供給不足が続くプラチナ市場
World Platinum Investment Councilの分析によれば、プラチナ市場は2023年、2024年と2年連続で供給不足が予測されています。
この供給不足は、価格上昇の追い風となる可能性があります。
ただし、ETF保有者による利益確定売りも増えており、価格上昇にはプラチナ価格が一定水準を上回る期間が続く必要があると専門家は指摘しています。
燃料電池車の普及とプラチナ需要
ディーゼル車の需要減少が懸念される一方で、環境配慮型の燃料電池車(FCV)の触媒としてプラチナ需要が高まる可能性があります。
水素社会の実現に向けた技術開発が進めば、プラチナの新たな需要創出が期待されます。
金価格高騰とプラチナの相対的な割安感
近年、金価格が史上最高値を更新する中、プラチナは金に比べて相対的に割安な水準で推移しています。
かつてはプラチナの方が金よりも高値で取引されていた時期もあり、価格の回帰を期待する投資家もいます。
楽天証券でプラチナETF投資を始める際の注意点
短期売買には不向きな側面も
プラチナETFは日々の値動きがあるため、デイトレードのような短期売買も可能です。
しかし、貴金属投資の本質は長期的な資産保全とインフレヘッジにあります。
短期的な価格変動に一喜一憂せず、中長期的な視点で投資することが重要です。
為替リスクの理解
プラチナは国際市場でドル建てで取引されるため、円建ての国内価格は為替レートの影響を受けます。
円安になればプラチナの円建て価格は上昇し、円高になれば下落します。為替動向もチェックしておく必要があります。
分散投資の一環として考える
プラチナETFは、ポートフォリオの一部として保有することが推奨されます。
全資産をプラチナに集中投資するのではなく、株式、債券、金、プラチナなど複数の資産に分散することで、リスクを抑えた運用が可能になります。
まとめ|楽天証券でプラチナETF投資を始めよう
楽天証券のプラチナETFは、手数料無料、少額投資、NISA対応という3つのメリットがあり、貴金属投資の入門として最適です。
プラチナは金よりも希少性が高く、産業需要の影響を受けやすいという特性を持つため、経済成長局面での値上がり益が期待できます。
一方で、価格変動リスクや産業需要への依存度の高さといったデメリットもあります。
投資を始める前に、プラチナの特性やリスクを十分に理解し、自分の投資目的やリスク許容度に合った運用を心がけましょう。
金投資と組み合わせてリスク分散を図る、あるいは純金積立とプラチナETFを併用するなど、柔軟な投資戦略を検討してみてください。
楽天証券なら、手数料を抑えながら多様な貴金属投資にチャレンジできます。
この記事のポイント
- 楽天証券ではプラチナETF(1541)を手数料無料で取引できる
- 1口約7,000円から投資可能で、NISA成長投資枠にも対応
- プラチナは金より希少性が高く、産業需要に連動しやすい
- 価格変動が大きいため、リスク管理と長期視点が重要
- 金投資との組み合わせでポートフォリオの分散効果が得られる


コメント