はじめに:クリアルとは?
CREAL(クリアル)は、クリアル株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングサービスです。
従来の不動産投資では数百万円から数千万円の資金が必要でしたが、クリアルでは最低1万円から不動産投資を始めることができます。
運営会社のクリアル株式会社は東証グロース市場に上場している企業で、2025年11月時点での累計調達額は926億円に達しており、不動産クラウドファンディングサービスの中でトップクラスの実績を誇ります。
クリアルの基本的な仕組み
不動産クラウドファンディングは、インターネットを通じて複数の投資家から資金を集め、不動産を購入し、そこから生まれる家賃収入などを投資家に配当として分配する仕組みです。
クリアルでは、マンション、オフィスビル、ホテル、保育園、学校など多様な不動産に投資できます。
投資家はスマートフォンやパソコンから簡単に投資申込ができ、運用管理は許可を受けた不動産特定共同事業者が行うため、投資後は配当を待つだけの手軽さが特徴です。
クリアルの実績と信頼性
元本割れゼロの実績
137のファンドを組成してきた中で、これまで一度も元本割れはありません。
この実績は、クリアルの堅実な物件選定と運用管理能力の高さを示しています。
上場企業による運営
クリアル株式会社は2022年4月に東証グロース市場へ上場しました。
上場企業として外部監査を受け、コーポレート・ガバナンスや内部管理体制が整備されているため、信頼性の高いサービスと言えます。
豊富な免許取得
クリアルは不動産特定共同事業法における1号から4号までの全免許を取得しています。
これにより、ノンリコースローンの活用や倒産隔離といった高度な仕組みを導入でき、投資家保護の体制を強化しています。
クリアルのメリット
少額から始められる
最大のメリットは、たった1万円から不動産投資ができることです。
これにより、複数のファンドに分散投資してリスク管理がしやすく、初心者でも気軽に不動産投資を始められます。
優先劣後出資による投資家保護
クリアルでは優先劣後出資方式を採用しています。
これは、万が一売却損が発生した場合、まず運営会社の劣後出資分から損失を被るため、投資家の元本毀損リスクが軽減される仕組みです。
安定した利回り
平均利回りは4%から5.5%程度で、賃料収入(インカムゲイン)をメインに投資家に収益を配当しています。
株式投資のような日々の価格変動がなく、安定した配当が期待できます。
透明性の高い情報開示
ファンド詳細や周辺情報が詳細に記載されており、投資家はその情報を元に投資検討できます。
物件の所在地、収益性、リスクなどが明確に示されているため、納得した上で投資判断を下せます。
手軽な運用
投資した不動産の運用管理はすべて事業者が行うため、投資後はほったらかしで運用可能です。
物件の管理や入居者対応などの手間が一切かかりません。
倒産隔離の仕組み
特別目的会社(SPC)を設立することで、運営会社が倒産しても投資家の資産は保護される倒産隔離の仕組みを採用しています。
マスターリース契約
多くのファンドで、空室リスク対策としてマスターリース契約を行い、賃料収入が保証されています。
クリアルのデメリットと注意点
元本保証がない
投資である以上、元本保証はありません。
経済環境の悪化、天災による物件価値の毀損、空室の増加などにより、元本割れの可能性はゼロではありません。
ただし、前述の通り、これまで一度も元本割れは発生していません。
運用期間中の途中解約不可
運用期間が18から24ヶ月と長期が主流で、中途解約は原則として不可となっています。
急な資金需要に対応できないため、余裕資金で投資することが重要です。
人気案件への投資の難しさ
クリアルのファンドは先着方式のため、人気の高い案件は募集開始から数分で満額に達してしまうことが頻繁にあります。
事前入金を済ませても、投資できない可能性があります。
出金手数料
分配金の引き出しには手数料がかかります。
他サービスでは手数料が無料の場合もあるため、この点はデメリットと言えるでしょう。
確定申告の必要性
クリアルからの分配金は雑所得として扱われます。
給与所得以外に年間20万円を超える収益が出た場合は確定申告が必要になります。
クリアルの始め方
ステップ1:投資家登録
クリアルの公式サイトから投資家登録を行います。
メールアドレスを登録し、基本情報を入力します。
ステップ2:本人確認
スマートフォンやタブレットを用いて本人確認書類と顔写真を撮影します。
オンラインで手続きが完結するため、最短1営業日で口座開設が可能です。
ステップ3:入金
投資家登録完了後、専用口座が開設されます。
投資前に専用口座へ入金(チャージ)を行います。
ステップ4:ファンド選定と投資申込
好みのファンドを選び、投資申込を行います。
募集開始前にメールで通知が来るため、見逃すことはありません。
クリアルが向いている人
クリアルは以下のような方に特におすすめです:
- 投資初心者:少額から始められ、運用の手間がかからない
- 安定志向の投資家:元本割れゼロの実績と優先劣後出資によるリスク軽減
- 分散投資を目指す人:1万円から複数ファンドに投資可能
- 社会貢献に関心がある人:保育園や学校などの社会的意義の高い物件もある
- 透明性を重視する人:詳細な物件情報と第三者評価が確認できる
クリアルのリスク対策
分散投資の実践
複数のファンドに分散投資することで、特定物件のリスクを軽減できます。
余裕資金での投資
途中解約ができないため、生活防衛資金とは別の余裕資金で投資することが重要です。
物件情報の精査
投資前に物件の詳細情報、立地、収益性、リスク要因などをしっかり確認しましょう。
運用期間の確認
自分の資金計画に合った運用期間のファンドを選びましょう。
まとめ
CREAL(クリアル)は、1万円から始められる手軽さ、東証グロース上場企業による運営の信頼性、元本割れゼロの実績により、不動産投資初心者にとって魅力的な選択肢となっています。
優先劣後出資やマスターリース契約、倒産隔離といった投資家保護の仕組みも整備されており、比較的リスクを抑えた不動産投資が可能です。
一方で、元本保証がないこと、途中解約ができないこと、人気案件への投資の難しさといったデメリットも理解した上で、自分の投資方針に合うかどうかを判断することが大切です。
少額から不動産投資を始めたい方、安定した配当を求める方は、まずは投資家登録だけでも行い、ファンド情報を確認してみてはいかがでしょうか。


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