うさぎの三大疾病の1つに、不正咬合(ふせいこうごう)があります。
これは、うさぎにとって命にも関わる重大な問題です。
この記事では、不正咬合の原因・症状・治療法・予防策について、飼い主として知っておきたいポイントをまとめました。
ぜひ最後まで読んで、日々の飼育方法を見直すきっかけにしてみてください。
うさぎの不正咬合とは?
不正咬合とは、歯の噛み合わせが正常でない状態を指します。
前歯や奥歯が正しく噛み合わず、うまく食事ができなくなる症状です。
主な症状としては、以下の事が見られます。
- 食欲がない
- 柔らかいフードしか食べない
- 給水ボトルが使えない
- 体重が減ってきた
一度不正咬合になると、歯が伸び続けるため、定期的に歯を削る処置(トリミング)が必要になります。
完治が難しく、慢性化しやすい病気です。
不正咬合の主な原因
遺伝的な要因もありますが、以下の2つの要因が非常に大きいとされています。
- 外部からの衝撃
- チモシー(牧草)を与えていない
外部からの衝撃
たとえば、抱っこ中にうさぎが暴れて落下し、顔や歯に衝撃が加わる事で、歯の根元を損傷する事があります。
分かります。うさぎは本当に可愛いですよね。
ついつい抱っこしたくなりますし、スキンシップも大事です。
でも、立った状態での抱っこはとても危険です。
うさぎを落としてしまった結果、不正咬合になってしまうケースは実際に多く報告されています。
抱っこは座ってやりましょう。
チモシー(牧草)を与えていない
「うちの子、チモシー嫌いで…」という声、良く聞きます。
ペレットだけで済ませたくなる気持ちも分かります。
ですが、うさぎの歯はチモシーを食べることで自然に削れる構造になっています。
ペレットでは「縦の動き」しか使わないのに対し、チモシーは「横の運動」を促すため、歯全体のバランスを保つ事ができるのです。
うさぎの不正咬合の治療について
不正咬合の治療は、専門的な技術を必要とします。
うさぎを診られる動物病院であっても、歯のトリミングに対応できるとは限りません。
「うさぎの歯、やれます!」という病院でも、まずはGoogle口コミや評判をよく確認してください。
信頼できる獣医師さんとの出会いが、うさぎの未来を左右します。
うさぎの不正咬合の予防法は?
予防法は、結局の所、チモシーを食べさせる事です。
「論理的根拠がない」と感じるかもしれませんが、実際に最も効果がある予防策です。
うさぎに合ったチモシーの種類を見つけることが、飼い主としての大切な役目です。
チモシーにも「一番刈り」「二番刈り」「三番刈り」があります。産地によって食いつきが違う事もあります。
また、年齢によって、二番刈りだったのに一番狩りが好きになったって事もあります。
現に私のうさぎがそうです。
まとめ
不正咬合は、
- 抱っこなどによる落下・衝撃
- チモシー不足による歯の異常成長
この2つが大きな原因です。
うさぎは可愛い。でも、ただ「可愛い」と愛でるだけでは守れません。
飼い主の知識と行動が、うさぎの健康を守る鍵になります。
どうか、あなたの大切なうさぎに、毎日チモシーを与えてあげて下さい。

