この記事でわかること
- マネックス証券でプラチナに投資する方法や、投資信託・ETF・現物積立の違いがわかる
- マネックス証券で購入できる「純プラチナ上場信託(1541)」や、マネックス・ゴールドの特徴を理解できる
- プラチナ投資のメリット・デメリットから、NISAや手数料、少額投資まで、初心者が知っておきたいポイントを確認できる
「プラチナに投資してみたいけれど、マネックス証券で投資信託は買えるの?」
私も最初は、プラチナなら金(ゴールド)と同じように投資信託を選べばいいと思っていました。
しかし、実際に調べてみると、プラチナへの投資方法はいくつかあり、それぞれ仕組みやコスト、値動きの特徴が違います。
特にマネックス証券では、投資信託だけでなく「マネックス・ゴールド」を利用した現物積立や、東京証券取引所に上場している「純プラチナ上場信託(1541)」なども選択肢になります。
この記事では、マネックス証券でプラチナに投資する具体的な方法から、投資信託・ETF・現物積立の違いまで、初心者にもわかりやすく解説します。
「毎月コツコツ積み立てたい」「少額から始めたい」「NISAを利用したい」など、目的に合ったプラチナ投資の方法を探している方は、ぜひ参考にしてください。
マネックス証券で「プラチナの投資信託」は買えるのか?結論から解説
「マネックス証券でプラチナに投資したいけれど、投資信託を検索しても見つからない」と感じている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、マネックス証券でプラチナへ投資する方法と、投資信託として見つけにくい理由を整理します。
投資信託(ファンド)と「金・プラチナ」サービスはマネックスでは別枠
結論からいうと、マネックス証券ではプラチナそのものに投資できるサービスがありますが、投資信託とは別の商品として扱われています。
マネックス証券には「マネックス・ゴールド」というサービスがあり、金・プラチナ・銀を売買できます。
プラチナは1,000円以上・1,000円単位、または1g以上・1g単位で取引でき、積立にも対応しています。
ここが少し分かりにくいところなんですよね。
投資信託は、複数の株式や債券などをまとめて運用する「ファンド(投資家から集めたお金をまとめて運用する商品)」です。
一方、マネックス・ゴールドのプラチナは、貴金属そのものを対象にした取引になります。
私も最初に「マネックス証券ならプラチナの投資信託も普通に検索できるだろう」と考えていたのですが、実際には探す場所が違うんです。
「プラチナに投資したい」という目的が同じでも、投資信託を買うのか、マネックス・ゴールドでプラチナを買うのかによって商品が変わると覚えておくと分かりやすいですよ。
投資信託カテゴリで検索しても出てこない理由
結論として、マネックス・ゴールドで取り扱うプラチナは、通常の投資信託の商品一覧から探すものではないためです。
投資信託の検索画面で「プラチナ」と入力しても、マネックス・ゴールドのプラチナ取引がそのまま表示されるわけではありません。
たとえば、マネックス・ゴールドではプラチナを「スポット取引(その時点の提示価格で売買する方法)」または「積立プラン」で購入できます。
積立には、毎月決まった金額を買う定額プランと、決まった重量を買う定量プランがあります。
そのため、
- 投資信託の検索画面で「プラチナ」と検索する
- 該当する商品が見つからない
- 「マネックスではプラチナに投資できない?」と思う
という流れになりやすいんです。
私なら、まず「プラチナの投資信託が欲しい」のか、「プラチナ価格に連動する商品を持ちたい」のかを分けて考えます。目的によって選択肢が変わるからです。
なお、マネックス証券ではプラチナ関連のETF(上場している投資信託)も取り扱われています。
現在の取扱銘柄一覧には、東京証券取引所の「純プラチナ上場信託(現物国内保管型)」(銘柄コード1541)も掲載されています。
つまり、「プラチナの投資信託がない」というより、通常の投資信託・マネックス・ゴールド・ETFという複数の選択肢に分かれていると考えると理解しやすいでしょう。
それでもプラチナに投資したい人が選べる3つの方法
プラチナに投資したいなら、マネックス証券でも選択肢はあります。
大きく分けると、現物積立・ETF・他社の新しいファンドの3つです。
まず手軽さを重視するなら、マネックス・ゴールドのプラチナ積立があります。
1,000円単位から設定でき、毎月少しずつプラチナを買っていく方法です。
次に、株式と同じような感覚で取引したいならETFです。
マネックス証券では「純プラチナ上場信託(現物国内保管型)」などが取引対象になっています。
そして3つ目が、プラチナを投資対象に含む新しい投資信託を他社の商品も含めて探す方法です。
ただし、「プラチナに投資するファンド」と「商品名にプラチナと入っているファンド」は必ずしも同じではありません。
私なら、次のように整理して選びます。
- 少額からコツコツ買いたい → マネックス・ゴールドのプラチナ積立
- 市場価格を見ながら売買したい → プラチナETF
- 投資信託として長期保有したい → プラチナ関連のファンドを探す
あなたが「プラチナの投資信託がマネックスにない」と検索してこの記事にたどり着いたのであれば、実はETFやマネックス・ゴールドという別の選択肢もあることを知っておいてください。
目的に合った商品を選べば、マネックス証券を使ってプラチナ投資を始めることは可能なんです。
※マネックス・ゴールドではプラチナの積立・売買ができますが、金とは異なり、プラチナの現物引き出しには対応していません。
次の章では、マネックス証券で購入できるプラチナ関連商品の具体的な選択肢を、特徴や違いとあわせて見ていきます。
マネックス証券で選べるプラチナ関連の投資方法
マネックス証券でプラチナに投資する場合、投資信託だけに絞る必要はありません。
「少額で積み立てたい」「株と同じように売買したい」など、目的によって選択肢が変わってきます。
金・プラチナ現物積立サービスの仕組みと特徴
結論からいうと、マネックス証券では「マネックス・ゴールド」を利用してプラチナを積み立てられます。
ただし、利用するには通常の証券総合取引口座に加えて、マネックス・ゴールド口座の開設が必要です。口座開設・維持費は無料です。
積立には「定額プラン」と「定量プラン」の2種類があります。
定額プランは毎月決まった金額、定量プランは毎月決まった重量を購入する仕組みです。
翌月の積立内容は、前月25日15:30までに設定します。
たとえば、毎月1万円をプラチナに回すなら定額プラン、毎月一定の重量を買いたいなら定量プランという選び方ができます。
マネックス証券では、プラチナについて10g以上・10g単位での取扱いとなっています。
私なら、価格が上がったときに一度にまとめて買うより、毎月少しずつ購入したい場合にこの方法を検討します。
購入タイミングを毎回自分で決めなくてもよいので、プラチナ投資を長く続けたい人には分かりやすい方法なんですよね。
なお、マネックス・ゴールドのプラチナは現物として購入する形ですが、プラチナの現物引き出し・届け出には対応していません。
ETF「純プラチナ上場信託(1541)」を証券口座で売買する方法
株式のような感覚でプラチナに投資したいなら、ETF(上場投資信託)を利用する方法があります。
マネックス証券では、銘柄コード1541の「純プラチナ上場信託(現物国内保管型)」を取り扱っています。
ETFは、証券取引所に上場している投資信託のことで、株式と同じように市場が開いている時間帯に売買できます。
1541はプラチナ価格への連動を目指す商品なので、プラチナそのものをマネックス・ゴールドで積み立てる方法とは仕組みが異なります。
購入するときは、マネックス証券の証券総合取引口座から銘柄コード「1541」などで検索し、株式と同じように買付注文を出します。
売却するときも、保有している1541を指定して注文する流れです。
たとえば「毎月決まった金額で積み立てる」というより、「プラチナ価格が下がったタイミングで買いたい」という人なら、ETFのほうが使いやすいと感じるかもしれません。
私自身、投資商品を選ぶときは「積立を自動化したいのか、自分で売買したいのか」を最初に考えます。
ただし、ETFも価格変動によって損失が出る可能性があります。
また、マネックス証券では1541について貴金属地金への転換(保有するETFを実際の地金に交換すること)は行っていません。
投資信託にこだわらないなら何が現実的な選択肢か
結論として、マネックス証券でプラチナへの投資を考えるなら、「投資信託」という名前にこだわらず、積立ならマネックス・ゴールド、売買ならETFという選び方が現実的です。
それぞれの特徴を簡単に整理すると、次のようになります。
- マネックス・ゴールド:プラチナを毎月積み立てたい人向け
- 純プラチナ上場信託(1541):株式のように自分で売買したい人向け
- その他のプラチナETF:複数の商品を比較して選びたい人向け
- プラチナ関連の投資信託:投資信託という商品形態にこだわる人向け
「プラチナ投資=プラチナの投資信託を買う」と考えると選択肢が少なく感じますが、ETFまで含めるとマネックス証券で選べる商品は広がります。
実際、同社のETF取扱一覧には1541のほか、銘柄コード1674の「WisdomTree 白金上場投資信託」も掲載されています。
私なら、長期でコツコツ買うならマネックス・ゴールド、価格を見ながら自分で売買するなら1541などのETFというように、投資スタイルから決めます。
「投資信託じゃないとダメ」と考えず、自分が続けやすい方法を選ぶと商品選びもしやすくなりますよ。
マネックス以外も含めた「プラチナ投資信託」の選択肢
マネックス証券でプラチナ投資を考えていると、「投資信託では買えないの?」と気になるところですよね。
ここでは、楽天・プラチナ・ファンドをはじめとした投資信託の選択肢と、ETF・現物積立・先物との違いを整理します。
楽天・プラチナ・ファンドなど新登場のプラチナ関連ファンド
結論からいうと、マネックス証券の投資信託だけに限定せず探すと、プラチナ価格への連動を目指すファンドという選択肢があります。
代表例が「楽天・プラチナ・ファンド(為替ヘッジなし)」です。
このファンドはプラチナ価格の動向を反映した投資成果を目指しており、マザーファンドを通じてプラチナを実質的な主要投資対象とするETFなどに投資します。
2026年9月時点では、楽天証券の商品ページで買付手数料なし、運用管理費用(信託報酬)年0.264%、投資先を含めた管理費用は年0.864%とされています。
100円から購入・積立できる点も特徴です。
私なら、「プラチナを投資信託という形で持ちたい」という人は、このような新しいファンドも比較対象に入れます。
ただし、名前だけを見て判断するのは少し危険です。
投資信託によって、プラチナそのものに投資するのか、プラチナ関連企業の株式に投資するのかで値動きは変わります。
「プラチナ投資信託」と検索したときは、何に投資しているファンドなのか、信託報酬はいくらなのか、為替ヘッジの有無はどうなっているのかまで確認してみてください。
投資信託・ETF・現物積立・先物、方式ごとのコストとリスクの違い
結論として、プラチナ投資では「どの商品が一番いいか」より、自分の投資期間や売買頻度に合った方法を選ぶほうが分かりやすいです。
投資信託は、購入時手数料が無料の商品も多く、保有中は信託報酬(運用や管理にかかる費用)がかかります。
楽天・プラチナ・ファンドのように、少額から積立できる商品なら、毎月コツコツ投資したい人にも向いています。
ETF(証券取引所に上場している投資信託)は、株式と同じように市場価格を見ながら売買できます。
一方、現物積立はプラチナそのものを積み立てていくため、投資信託やETFとは仕組みが異なります。
先物(将来の決められた時点に、あらかじめ決めた価格で売買する取引)は、少ない資金で大きな金額を動かせる反面、値動きによる損益も大きくなりやすい方法です。
| 投資方法 | 主なコスト | 値動き・リスク | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 投資信託 | 信託報酬など | プラチナ価格・為替など | 長期・積立 |
| ETF | 売買手数料・信託報酬など | 市場価格の変動 | 自分で売買したい人 |
| 現物積立 | 売買スプレッドなど | プラチナ価格の変動 | 少額でコツコツ買いたい人 |
| 先物 | 売買手数料など | 大きな損益が出る可能性 | 経験者・短期取引 |
私なら、これからプラチナ投資を始める段階であれば、まず投資信託・ETF・現物積立の3つから比較します。先物は仕組みを理解してから検討しても遅くありません。
同じ「プラチナ投資」でも、現物積立とETFでは購入方法も価格の決まり方も違います。
自分が「毎月積み立てたい」のか「価格を見ながら売買したい」のかを考えると、かなり選びやすくなりますよ。
自分に合った投資方法を選ぶチェックリスト
結論として、プラチナ投資の方法に迷ったら、投資目的・期間・リスク許容度の3点から絞り込むと選びやすくなります。
たとえば、次の質問に答えてみてください。
- 毎月少額ずつ積み立てたい?
→ 投資信託や現物積立を検討 - 株式と同じように自分で売買したい?
→ ETFを検討 - 投資信託という形で保有したい?
→ プラチナ価格への連動を目指すファンドを比較 - 短期間で大きな利益を狙いたい?
→ 先物もあるが、リスクは高くなる - 価格が下落したときも保有を続けられる?
→ 無理のない投資額か再確認
私なら、最後の質問を特に重視します。
プラチナは価格が上昇することもあれば、大きく下落することもあります。
「将来上がるはず」と考えて始めても、含み損(まだ売却していない段階の損失)が発生する場面はあります。
そこで、最初から「毎月1万円まで」「資産全体の5%まで」など、自分なりの上限を決めておくと判断しやすくなります。
また、投資信託を選ぶ場合は、次の項目もチェックしてみてください。
- プラチナそのものに投資しているか
- 信託報酬などの保有コストはいくらか
- 為替ヘッジ(為替変動の影響を抑える仕組み)の有無
- NISAの対象になっているか
- 100円・1,000円など少額から購入できるか
たとえば楽天・プラチナ・ファンドは、楽天証券の商品ページでは100円から購入・積立ができ、NISA成長投資枠の対象として案内されています。
「マネックス証券で買えるか」だけを入口にするのではなく、自分にとって使いやすく、コストとリスクを理解できる商品かという視点で比較すると、プラチナ投資の選択肢がかなり見えてきます。
プラチナ投資のメリットとデメリット
プラチナは「希少な貴金属」というイメージが強い一方で、金とは違って自動車や工業分野での需要が大きい金属です。
「今後プラチナは上がるの?」と気になる方は、メリットだけでなく価格が動きやすい理由まで知っておきましょう。
メリット:希少性・供給不足・ポートフォリオ分散効果
結論からいうと、プラチナの魅力は希少性に加えて、供給が増えにくいことと、金とは異なる値動きをする可能性があることです。
プラチナは自動車、工業、宝飾品など幅広い用途で使われています。
2021~2025年の需要を見ると、自動車向けが36~44%、工業用途が23~35%、宝飾品が24~30%を占めており、単なる投資用の貴金属ではありません。
さらに、2026年のプラチナ市場については、供給が需要を下回る「市場赤字」が4年連続になる見通しで、年間297千トロイオンスの不足が予想されています。
地上在庫(すでに採掘され、市場で利用可能なプラチナ)も減少が見込まれています。(参照:プラチナ投資委員会)
私がプラチナ投資に興味を持つ理由のひとつも、こうした「簡単には供給を増やせない」という点です。
鉱山開発には長い時間と大きなコストが必要なので、価格が上がったからといって翌年から生産量を急増させるのは難しいんですよね。
また、株式や債券だけでなく金やプラチナを組み合わせれば、資産を異なる値動きの対象に分ける「分散投資(資産を複数の商品に分ける投資方法)」にもつながります。
ただし、「供給不足だから必ず価格が上がる」とは限りません。
2026~2030年についても市場赤字が続くとの見通しがある一方、景気や自動車需要などによって価格が変動する可能性があります。
デメリット:産業用途中心ゆえの価格変動リスク、南アフリカ集中の供給リスク
プラチナ投資のデメリットは、金よりも産業需要の影響を受けやすく、景気や自動車市場などによって価格が大きく動く可能性があることです。
特に自動車・工業用途への依存度が高く、プラチナ需要の約9割は自動車、宝飾品、その他の工業分野に関連するとされています。
そのため、世界的な景気後退や自動車生産の減少などが起きれば、需要が弱くなる可能性があります。
たとえば、電気自動車(EV)の普及が進めば、エンジン車の排ガス浄化装置に使われるプラチナ需要に影響する可能性があります。
一方で、プラチナは燃料電池など新しい用途にも使われるため、需要が一方向に減少すると決めつけることもできません。
供給面にも注意が必要です。
プラチナは南アフリカなど一部の地域への鉱山生産の集中度が高く、停電、労働問題、鉱山事故、政治・社会情勢などが供給に影響する可能性があります。
私なら、プラチナ投資をするときは「希少だから買う」だけではなく、需要の大部分が産業用途に支えられている金属だという点を意識します。
金とは違う値動きを期待できる反面、その違いがリスクになる場面もあるからです。
つまり、プラチナは「安全資産だから価格が安定する」というタイプの商品ではありません。
むしろ、供給制約と産業需要の両方を見ながら値動きを考える必要がある投資対象なんです。
金(ゴールド)との違いを比較して理解する
結論として、金は投資・宝飾品・中央銀行の保有など金融的な需要が強く、プラチナは自動車や工業など実需の影響を受けやすいという違いがあります。
金は中央銀行による保有や金ETF(上場投資信託)、金地金など、投資目的の需要が大きな特徴です。
2026年も中央銀行の金購入は高水準が続く見通しで、地政学的リスクやインフレへの備えとしての需要もあります。
一方、プラチナは自動車・工業・宝飾品・投資という複数の需要がありますが、2021~2025年の需要構成では自動車が最大の分野でした。
両者の違いを簡単に比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | 金(ゴールド) | プラチナ |
|---|---|---|
| 主な需要 | 投資・中央銀行・宝飾品など | 自動車・工業・宝飾品・投資 |
| 価格に影響する要因 | 金融政策・金利・地政学リスクなど | 産業需要・自動車市場・供給状況など |
| 供給の特徴 | 鉱山生産+リサイクル | 鉱山生産+リサイクル |
| 投資目的 | 守りの資産として利用されやすい | 需給改善による価格上昇を狙う選択肢 |
| 値動きの特徴 | 金融市場の影響を受ける | 産業・需給の影響を受けやすい |
私自身、金とプラチナを比べるときは「どちらが優れているか」ではなく、「何が価格を動かしているのか」を見るようにしています。
金は2026年も投資需要や中央銀行の購入が価格を支える要因となっていますが、プラチナは供給不足に加えて自動車・工業などの需要動向が重要になります。
そのため、値下がりしにくい資産を求めているのか、需給の変化による値上がりを狙いたいのかによって、金とプラチナのどちらを選ぶかは変わってきます。
「貴金属なら金もプラチナも同じ」と考えてしまいがちですが、実際には性格がかなり違います。
プラチナ投資信託を選ぶ場合も、この違いを理解しておくと、なぜ価格が動いたのかを追いやすくなりますよ。
マネックス証券でプラチナ投資を始める手順
マネックス証券でプラチナ投資を始める場合、投資信託だけでなく、マネックス・ゴールドやETFなども候補になります。
「口座を作ったらすぐ買えるの?」「NISAは使える?」と迷っている方は、ここで手順と費用を整理しておきましょう。
口座開設からプラチナ関連商品購入までの流れ
結論からいうと、マネックス・ゴールドでプラチナを積み立てる場合は、証券総合取引口座とマネックス・ゴールド口座の2つを開設します。
どちらも口座開設・維持費は無料です。
手順はそれほど複雑ではありません。
- マネックス証券の証券総合取引口座を開設
- マネックス・ゴールド口座を開設
- 証券総合取引口座へ資金を入金
- 必要に応じてゴールド口座へ資金を振り替える
- プラチナのスポット取引または積立を申し込む
証券総合取引口座は最短で申込日の翌営業日に開設が完了すると案内されています。
入金には即時入金サービスも利用でき、手数料無料で残高へすぐ反映できます。
例えば「毎月1万円ずつプラチナを買いたい」という場合は、マネックス・ゴールド口座を開設したあと、積立プランで定額を設定します。
プラチナの積立は1,000円以上ではなく、10g以上・10g単位という取扱単位になっている点には注意してください。
私なら、最初に「現物積立をするのか、ETFを買うのか」を決めてから口座設定を進めます。
同じプラチナ投資でも、購入する商品の仕組みが違うからです。
積立設定・NISA対応可否の確認ポイント
結論として、NISAを使ってプラチナ投資をしたい場合は、商品ごとにNISA対象かどうかを確認する必要があります。
マネックス・ゴールドのプラチナ積立と、NISA対象の投資信託・ETFは同じ扱いではありません。
マネックス証券のNISAでは、日本株、米国株、中国株、投資信託など対象商品の売買手数料が無料です。
投資信託については、通常の口座でも購入時申込手数料が無料(ノーロード)となっています。
一方、マネックス・ゴールドは金・プラチナ・銀を取り扱う専用サービスです。
そのため、「マネックス証券の口座で買えるから、そのままNISAで非課税になる」と考えないほうがいいでしょう。NISAを利用したいなら、その商品自体がNISAの対象商品として登録されているかを確認します。
例えば、投資信託を選ぶ場合は商品詳細ページで「NISA成長投資枠」などの表示を確認します。
マネックス証券の投資信託一覧でも、NISAの対象枠が商品ごとに表示されています。
私なら、NISAを優先する場合は次の順番で確認します。
- プラチナ価格への連動を目指す商品か
- NISA成長投資枠の対象になっているか
- 積立購入に対応しているか
- 信託報酬(保有中にかかる運用管理費用)はいくらか
- NISA対象でも自分の投資目的に合っているか
「NISAだからお得」と先に決めるのではなく、NISAの対象か→コストはどうか→プラチナへの投資方法として適切かという順番で確認すると選びやすいですよ。
手数料・スプレッドを事前にチェックするコツ
プラチナ積立では、「売買手数料が安いか」だけでなく、購入価格と売却価格の差や保有中のコストまで確認することがポイントです。
マネックス・ゴールドでは、金・プラチナ・銀の購入時に約定代金の1.65%(税込)の手数料がかかり、売却時の手数料は無料です。
積立プランとスポット取引で購入手数料率は同じです。
また、積立は毎月一度まとめて購入する仕組みではなく、翌月の第1営業日から最終営業日まで、原則として毎営業日に分けて買い付けます。
定額プランでは設定した金額から手数料などを差し引いた金額が買付に充てられます。
例えば毎月1万円を積み立てるなら、「1万円分のプラチナをそのまま買える」と考えるのではなく、購入時手数料が差し引かれることを踏まえて実際の買付額を確認しておきたいところです。
私なら、申し込む前に次の5項目をチェックします。
- 購入時手数料はいくらか
- 売却時手数料はいくらか
- 購入価格と売却価格の価格差(スプレッド)はどれくらいか
- 投資信託なら信託報酬はいくらか
- 積立に最低金額・最低重量などの条件があるか
特にプラチナの場合、価格が上昇してもコストを差し引いた結果、思ったほど利益が残らないケースがあります。
マネックス・ゴールドではプラチナの積立を10g以上・10g単位で設定する必要があるため、少額投資を考えている人はここも忘れず確認してください。
「手数料無料」という言葉だけで判断せず、購入時・保有中・売却時の3段階で費用を見ると、プラチナ投資にかかる実質的なコストを把握しやすくなります。
よくある質問(Q&A)
プラチナ投資について調べていると、「やめとけ」「価値がなくなるのでは?」といった不安な情報も目にしますよね。
ここでは、マネックス証券での投資方法やNISA、少額投資まで、よくある疑問をまとめて解説します。
Q1. プラチナ投資信託はやめとけと言われるのはなぜ?
「やめとけ」と言われる主な理由は、プラチナが金よりも産業需要の影響を受けやすく、価格変動が大きくなる可能性があるからです。
プラチナは自動車の排ガス浄化装置や工業製品などにも使われています。
そのため、景気悪化や自動車生産の減少などが起きれば、需要が弱まり価格に影響する可能性があります。
また、投資信託の場合は信託報酬(保有中にかかる運用・管理費用)が発生します。
プラチナ価格が横ばいでも、コスト分だけ資産が目減りすることがあるんです。
一方で、「やめとけ=投資する価値がない」という意味ではありません。2026年1月に設定された「楽天・プラチナ・ファンド(為替ヘッジなし)」のように、プラチナ価格への連動を目指す投資信託も登場しています。
私なら、「やめとけ」という言葉だけで判断せず、どの程度の値下がりなら耐えられるか、資産全体の何%まで投資するかを考えます。
プラチナは株式とは異なる値動きを期待できる一方、価格が安定した預金のような商品ではありません。
Q2. プラチナの価値はこの先なくなる?
プラチナの価値が将来的になくなると考える必要はありません。
ただし、需要の中心が変化する可能性はあります。
プラチナは自動車、工業、宝飾品、投資など幅広い分野で利用されています。
特に自動車や工業用途が大きな割合を占めるため、技術革新によって一部の需要が減る可能性はあります。
たとえば、EV(電気自動車)が普及すれば、エンジン車の排ガス浄化装置に使われるプラチナ需要には影響が出る可能性があります。
その一方で、燃料電池など新しい技術分野でプラチナが利用される可能性もあります。
実際、2026年のプラチナ市場については供給不足が続く見通しとされており、プラチナが不要になる状況とは言い切れません。
私なら「自動車がEVになるからプラチナは終わり」と単純には考えません。
既存用途の減少と新しい用途の拡大、その両方を見る必要がある金属だからです。
Q3. マネックス証券でNISAを使ってプラチナに投資できる?
はい、NISAを使ってプラチナ関連商品に投資できるケースがあります。
ただし、商品によってNISA対象かどうかが異なります。
例えば、東証ETFの「純プラチナ上場信託(現物国内保管型)」、銘柄コード1541はNISAの成長投資枠の対象です。
2026年9月時点でもNISA成長投資枠として掲載されています。
一方、マネックス・ゴールドのプラチナ積立は、NISA口座で購入する投資信託やETFとは仕組みが違います。
そのため、「マネックス証券で買える=すべてNISA対象」と考えないようにしてください。
NISAを利用したいなら、購入前に、
- NISA成長投資枠の対象か
- 投資信託・ETFのどちらなのか
- プラチナ価格への連動を目指す商品か
- 信託報酬などのコストはいくらか
を確認しておくと安心です。
「NISAでプラチナを買いたい」という目的なら、まずNISA対象商品の中からプラチナ関連商品を探すという順番で考えると分かりやすいですよ。
Q4. 少額(100円〜)からプラチナに投資する方法はある?
あります。
ただし、マネックス・ゴールドのプラチナ積立と、100円から購入できる投資信託は分けて考える必要があります。
マネックス・ゴールドでは金・プラチナ・銀の現物取引ができますが、プラチナには取扱単位があります。
一方、投資信託なら100円などの少額から購入・積立できる商品があります。
例えば「楽天・プラチナ・ファンド(為替ヘッジなし)」は、2026年1月21日に設定されたプラチナ関連の投資信託です。
楽天証券では購入・積立やNISA成長投資枠が案内されています。
そのため、100円程度からプラチナ価格への連動を目指す商品に投資したいなら、投資信託が候補になります。
例えば毎月1,000円なら年間12,000円、毎月5,000円なら年間60,000円です。
最初から大きな金額を投入するのではなく、小さな金額で値動きを経験してみる方法もあります。
ただし、少額だから損をしないわけではありません。
100円でも価格が下落すれば元本割れする可能性があります。
Q5. 純プラチナ上場信託(1541)は誰でも買える?
基本的には、証券会社の口座を持っている個人投資家であれば購入できます。
特別な資格や大きな資産が必要な商品ではありません。
「純プラチナ上場信託(現物国内保管型)」は東京証券取引所に上場しているETFで、証券コードは1541です。
取引所での売買単位は1口となっています。
2026年9月4日の東証終値は8,193円で、1口あたり約8,000円台で取引されています。
実際の購入価格は市場価格によって変動するので、必ず最新の株価を確認してください。
マネックス証券などの証券会社で口座を開設していれば、通常のETFと同じように買付注文を出せます。
NISAでは成長投資枠の対象にもなっています。
ただし、「誰でも買える」といっても、価格が下落するリスクはあります。
プラチナ価格だけでなく、ETFの市場価格と基準価額(ETFの1口あたりの理論的な価値)が乖離する場合もあるため、その点は理解しておきたいところです。
私なら、1541を検討するときは「プラチナだから買う」のではなく、ETFの仕組み、価格変動、NISAの扱い、売買コストまで確認してから購入するようにします。
まとめ
ここまで、マネックス証券でプラチナに投資する方法や、投資信託・ETF・現物積立それぞれの特徴について解説してきました。
マネックス証券では、プラチナの現物積立を「マネックス・ゴールド」で利用できるほか、ETFの「純プラチナ上場信託(1541)」も取り扱っています。
マネックス・ゴールドではプラチナの積立に対応しており、ETF一覧にも1541が掲載されています。
一方、「プラチナの投資信託」という商品形態に限定すると、選択肢はまだ限られます。
そのため、プラチナへ投資したい場合は、投資信託だけにこだわらず、ETFや現物積立まで含めて比較するのが現実的です。
特に、少額からコツコツ積み立てたいなら現物積立、自分で価格を見ながら売買したいならETF、投資信託として保有したいならプラチナ関連ファンドというように、投資スタイルから選ぶと分かりやすくなります。
また、プラチナは金と同じ貴金属でも、産業用途の影響を受けやすいという特徴があります。
供給不足が価格上昇につながる可能性がある一方、景気や自動車需要などによって価格が下落するリスクもあります。
私なら、プラチナ投資を始めるときは「これから上がりそうだから」という理由だけで購入するのではなく、投資期間・投資金額・値下がりしたときにどこまで耐えられるかを先に決めます。
そして、NISAを利用する場合は、商品ごとに対象かどうかを確認しましょう。
NISAだから必ず有利というわけではなく、信託報酬や売買コスト、プラチナ価格との連動性なども確認したうえで選ぶ必要があります。
「プラチナ 投資信託 マネックス」と検索して、投資信託が見つからなかったとしても、マネックス証券でプラチナ投資ができないわけではありません。
現物積立やETFという選択肢もありますので、自分に合った方法を比較してから始めるのが、プラチナ投資への第一歩になるでしょう。


コメント