プラチナ投資が注目される理由
プラチナは金以上に希少性が高く、産出量は金の約26分の1といわれています。
現在、プラチナ価格は金よりも低く推移しているため、これから投資を始める方にとって参入しやすい貴金属投資といえるでしょう。
プラチナは工業用途が全体の約6割を占め、自動車の排ガス浄化装置や燃料電池などに使用されています。
そのため景気動向の影響を受けやすい特性がありますが、実物資産としての価値がゼロになるリスクは極めて低く、分散投資先として注目されています。
日本マテリアルとは?信頼性と実績
日本マテリアル株式会社は、東京都千代田区に本社を置く貴金属専門企業です。
金市場で最も権威のあるLBMA(ロンドン地金市場協会)の認定を受けており、プラチナ・パラジウム市場ではLPPM(ロンドン・プラチナ・パラジウム・マーケット)の認定も取得しています。
これらの国際認定により、日本マテリアルのインゴットは世界における信頼の「Good Delivery」ブランドとして、世界中で信頼性のある取引が可能です。
国内外で認められた品質保証は、投資家にとって大きな安心材料となります。
日本マテリアルのプラチナ投資サービス
プラチナ積立サービス
日本マテリアルでは、月々3,000円から始められるプラチナ積立サービスを提供しています。
毎月一定額を積み立てることで、価格の低い日には多く、高い日には少なく購入できるドルコスト平均法の効果が期待できます。
積立購入は1日に1か月分を購入するのではなく、1か月の金額をその月の営業日数で日割りし、毎日一定の金額でプラチナを購入する仕組みです。
これにより、価格変動リスクを平準化できます。
プラチナインゴット販売
100グラムのプラチナインゴット購入時の手数料は0円(無料)です。
オンラインでも購入可能で、会員登録をしなくても注文できる利便性があります。
また、インゴットカードという贈り物に便利な商品も用意されており、お祝い事にも活用できます。
精錬加工サービス
保有しているプラチナインゴットを小分けにする精錬加工サービスも提供しています。
プラチナの場合、1gあたり242円(精錬費132円+加工費110円)で、100gより小さいサイズへの加工も相談可能です。
このサービスは、相続や売却時の分割ニーズに対応できます。
田中貴金属との徹底比較
プラチナ投資を検討する際、多くの方が田中貴金属と日本マテリアルを比較検討されます。
ここでは、両社のサービスを手数料やスプレッドの観点から詳しく比較します。
積立サービスの手数料比較
日本マテリアル
- 年会費:0円
- 保管料:0円
- 積立購入手数料:積立金額の2%(1,000円あたり20円)
- 積立休止時の口座管理料:年1回1,320円(税込)
- 最低積立金額:月3,000円から
田中貴金属
- 年会費:1,100円(ネット利用で無料)
- 積立購入手数料:1.5%~2.5%(積立金額により変動)
- スプレッド(プラチナ):1グラムあたり約164円
- 最低積立金額:月3,000円から
日本マテリアルの最大の特徴は年会費が完全無料である点です。
田中貴金属も条件付きで年会費無料になりますが、日本マテリアルは無条件で0円のため、コスト面で有利といえます。
スプレッド(売買価格差)の比較
スプレッドとは、購入価格と売却価格の差額のことで、実質的な手数料として機能します。
田中貴金属のプラチナスプレッドは1グラムあたり約164円と設定されていますが、日本マテリアルも市場の変化に応じてスプレッドを設定しています。
両社とも「市場の変化によってスプレッドは変更する場合がある」としており、相場状況により変動します。
インゴット購入手数料の比較
日本マテリアル
- 100gインゴット:手数料0円(無料)
- 送料:別途必要
- オンライン購入可能
田中貴金属
- 重量別に手数料が設定
- 小口購入では手数料が高めに設定
- 直営店舗での対面購入も可能
100グラムのインゴット購入において、日本マテリアルは手数料無料という明確な優位性があります。
これは、まとまった金額で投資したい方にとって大きなメリットです。
保管方法とサービスの比較
日本マテリアル
- 消費寄託方式
- 保管料:無料
- オンラインで残高確認可能
田中貴金属
- 混合寄託(金・プラチナ)
- 消費寄託(銀)
- 全国に直営店舗があり対面サポート充実
田中貴金属は全国に直営店舗を展開しており、専門スタッフに直接相談できる対面サポートが充実しています。
一方、日本マテリアルはコスト重視のサービス設計となっており、オンライン中心の運用です。
総合コスト比較シミュレーション
月5,000円のプラチナ積立を1年間継続した場合のコストを比較してみましょう。
日本マテリアル
- 年会費:0円
- 積立購入手数料:60,000円×2%=1,200円
- 年間総コスト:約1,200円
田中貴金属
- 年会費:0円(ネット利用の場合)
- 積立購入手数料:60,000円×約2%=約1,200円
- スプレッドコスト:別途
- 年間総コスト:約1,200円+スプレッド分
※積立購入手数料率は積立金額により変動します
積立購入手数料だけを見ると両社ほぼ同等ですが、日本マテリアルは年会費が完全無料である点が強みです。
また、100グラムインゴット購入の際は手数料無料という明確な違いがあります。
日本マテリアルのメリット・デメリット
メリット
年会費完全無料
積立を継続している間も、休止している間も(積立休止時は口座管理料が発生)、基本的な年会費負担がありません。
100gインゴット購入手数料無料
まとまった金額でプラチナを購入したい方にとって、手数料無料は大きな魅力です。
国際認定取得の信頼性
LBMAとLPPMの認定を受けており、インゴットの品質は国際的に保証されています。
オンライン完結の利便性
会員登録なしでもインゴット購入が可能で、オンラインで残高確認もできます。
精錬加工サービス
保有インゴットの小分け加工サービスにより、柔軟な資産管理が可能です。
デメリット
対面サポートの制約
田中貴金属のような全国展開の直営店舗網はなく、対面での相談機会は限られます。
スプレッド情報の透明性
ウェブサイト上でスプレッドの詳細情報が常時公開されているわけではなく、問い合わせが必要な場合があります。
積立休止時のコスト
積立を休止すると年1回の口座管理料1,320円が発生します。
どんな人に日本マテリアルがおすすめか
コスト重視の投資家
年会費無料、100gインゴット購入手数料無料というコスト面での優位性は、長期投資において大きな差となります。
手数料を最小限に抑えたい方に最適です。
まとまった金額で投資したい方
100グラム以上のインゴット購入を検討している方には、手数料無料というメリットが特に大きくなります。
オンライン取引に慣れている方
パソコンやスマートフォンで残高確認や各種手続きができる環境に抵抗がない方には、日本マテリアルの利便性が活きます。
世界基準の品質を求める方
LBMA・LPPM認定のインゴットは、将来的に海外での売却や取引を考える際も安心です。
プラチナ投資を始める前の注意点
価格変動リスク
プラチナは工業用途が多いため、景気動向の影響を受けやすく、金よりも価格変動が大きい傾向があります。
短期的な値上がりを期待するのではなく、長期的な資産形成として考えることが重要です。
売却時のスプレッド
購入時だけでなく、売却時にもスプレッドが発生します。
購入してすぐに売却すると、スプレッド分の損失が出ることを理解しておきましょう。
元本保証ではない
プラチナ投資は元本保証の商品ではありません。
相場の変動により購入価格を下回る可能性があることを認識し、余裕資金で投資することが大切です。
税金の考慮
プラチナの売却益は譲渡所得として課税されます。
保有期間が5年超の場合は長期譲渡所得として優遇措置があり、50万円の特別控除が適用されます。
まとめ:日本マテリアルと田中貴金属の選び方
日本マテリアルと田中貴金属、それぞれに特徴があります。
日本マテリアルが向いている方
- 手数料を最小限に抑えたい
- まとまった金額(100g以上)で投資したい
- オンライン取引で十分
- 年会費負担をゼロにしたい
田中貴金属が向いている方
- 対面サポートを重視したい
- 全国の直営店舗で相談したい
- 創業130年以上の老舗ブランドを信頼したい
- ジュエリー交換など付加サービスを活用したい
プラチナ投資は、金と並ぶ実物資産投資の選択肢として、ポートフォリオの分散に役立ちます。
日本マテリアルの年会費無料、100gインゴット手数料無料というコスト優位性は、長期投資において大きなメリットとなるでしょう。
まずは少額からの積立でプラチナ投資を始め、相場を見ながら徐々に投資額を増やしていくことをおすすめします。
ご自身の投資スタイルや重視するポイントに応じて、最適な業者を選んでください。

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