なぜ今、銀投資が注目されているのか
2025年、銀価格は年初から約60%も上昇し、投資家の間で大きな注目を集めています。
金価格が過去最高値を更新する中、「次は銀の時代」という期待感が高まっており、特に手軽に投資できる銀投資信託への関心が急速に高まっています。
銀は金に比べて安価でありながら、太陽光パネルや電気自動車などの需要拡大により、産業用需要が急増しています。
一方で銀鉱山の採掘可能年数は約20年とされ、中長期的な価格上昇が期待される状況です。
銀投資信託とは?基本を理解しよう
銀投資信託(銀ETF)は、銀の価格に連動するように設計された投資商品です。
現物の銀を保管する必要がなく、証券会社で株式と同じように売買できるため、初心者でも気軽に始められます。
最大の特徴は、少額から投資できる点です。
現物の銀インゴットを購入する場合と異なり、1万円以下から投資を始めることが可能で、銀価格の上昇による利益を狙うことができます。
2025年おすすめの銀投資信託3選
【1542】純銀上場信託(現物国内保管型)
日本で最も流動性が高い銀ETFです。
2025年10月時点で年初から約60%上昇しており、過去5年間の平均リターンは年率19.25%を記録しています。
メリット
- 新NISA成長投資枠が利用可能
- 楽天証券、SBI証券、マネックス証券でNISA口座なら売買手数料無料
- 国内保管型で安心感がある
デメリット
- 信託報酬が0.55%とやや高め
- 最低投資額は約6,000円(10口単位)
新NISAで銀投資を考えている方には最適な選択肢です。
【1673】WisdomTree銀上場投資信託
ロンドン地金市場協会(LBMA)の銀価格に連動する国内ETFです。
過去5年間の平均リターンは年率23.81%と優れたパフォーマンスを示しています。
メリット
- 信託報酬が0.49%と【1542】より低コスト
- 過去5年のリターンが高い
デメリット
- 新NISAの対象外
- 最低投資額は約67,570円(10口単位)と高め
- 取引量が少なめ
コストを重視し、NISA枠を気にしない投資家に向いています。
【1676】WisdomTree貴金属バスケット上場投資信託
金、銀、プラチナ、パラジウムの4貴金属に分散投資できるユニークなETFです。
過去5年間の平均リターンは年率11.83%です。
メリット
- 1つの商品で貴金属全体に分散投資できる
- リスク分散効果が高い
デメリット
- 銀単体よりリターンが控えめ
- 新NISAの対象外
- 流動性が低い
貴金属全体への分散投資を考える方におすすめです。
銀投資信託のメリット
少額から始められる
金に比べて価格が安く、1万円程度から投資を開始できます。
まとまった資金がない初心者でも気軽に貴金属投資に挑戦できる点が大きな魅力です。
インフレに強い
銀は実物資産のため、物価が上昇すると銀価格も上がる傾向にあります。
現金の価値が目減りするインフレ局面でも資産価値を守れる可能性があります。
分散投資効果が高い
銀は株式や債券とは異なる値動きをするため、ポートフォリオに組み入れることで分散投資の効果を高められます。
市場の変動リスクを軽減できる点が評価されています。
短期的なリターンも狙える
銀は金より価格変動が大きいため、タイミングよく売買すれば短期間で利益を得られる可能性があります。
2025年は特に価格上昇が顕著で、年初から60%近い上昇を記録しました。
保管の手間がない
現物の銀インゴットと異なり、盗難や変色のリスクを気にする必要がありません。
証券会社の口座で管理できるため、保管コストもかかりません。
銀投資信託のデメリットとリスク
配当や利子がない
株式の配当金や預金の利息のような定期的な収入は得られません。
利益は売買差益のみに依存するため、長期保有してもインカムゲインは期待できません。
価格変動が大きい
銀は金に比べて市場規模が小さく、価格変動が激しい特徴があります。
短期間で大きく値上がりする可能性がある一方、暴落リスクも高いです。
景気の影響を受けやすい
銀の需要の半分以上は工業用です。
半導体や太陽光パネルなどの需要が減少すれば、銀価格は下落する傾向があります。
経済状況を常にチェックする必要があります。
為替リスクがある
銀は国際的にドル建てで取引されるため、円高になると投資成果が目減りします。
銀価格が上昇しても、それ以上に円高が進めば損失になることもあります。
信託報酬がかかる
ETFには年間0.49%〜0.55%程度の信託報酬がかかります。
長期保有するほどコストが積み重なるため、運用コストも考慮する必要があります。
銀投資信託の選び方|5つのポイント
新NISA対応かを確認する
新NISAの成長投資枠を活用できれば、売却益が非課税になります。
【1542】純銀上場信託はNISA対象ですが、【1673】や【1676】は対象外です。
NISA枠を使いたい場合は必ず確認しましょう。
信託報酬の低さを比較する
長期保有を考えるなら、信託報酬の低さが重要です。
0.49%〜0.55%の範囲ですが、長期では大きな差になります。
コストを抑えたい方は【1673】がおすすめです。
流動性(取引量)をチェックする
取引量が多いほど、売りたいときにすぐ売れます。
【1542】は流動性が高く、初心者でも安心して取引できます。
最低投資額を確認する
最低投資額は銘柄によって異なります。
【1542】は約6,000円から、【1673】は約67,570円からと大きな差があります。
予算に応じて選びましょう。
過去のパフォーマンスを参考にする
過去のリターンは将来を保証しませんが、運用実績の参考になります。
過去5年で年率19%〜24%のリターンを記録している銘柄が多いです。
銀投資信託の始め方|3ステップ
ステップ1:証券口座を開設する
楽天証券、SBI証券、マネックス証券などのネット証券で口座を開設します。
NISA口座も同時に開設すれば、非課税枠を活用できます。
ステップ2:銘柄を選んで注文する
証券コード(【1542】など)で検索し、購入数量を指定して注文します。
株式と同じ操作で簡単に購入できます。
ステップ3:定期的に見直す
銀価格や経済状況を定期的にチェックし、必要に応じてリバランスします。
長期保有が基本ですが、大きく値上がりしたら利益確定も検討しましょう。
こんな人に銀投資信託がおすすめ
- 少額から貴金属投資を始めたい初心者
- インフレ対策として実物資産を持ちたい方
- 株式や債券以外への分散投資を考えている方
- 短期的なリターンも狙いたい方
- 現物の保管リスクを避けたい方
- 新NISAを活用して資産運用したい方
銀投資で成功するための3つのコツ
長期的な視点を持つ
短期的な価格変動に一喜一憂せず、少なくとも5〜10年の長期保有を前提に投資しましょう。
銀の産業需要拡大という中長期的なトレンドに注目することが重要です。
積立投資でリスク分散
一度に大きな金額を投資するのではなく、毎月一定額を積み立てる方法がおすすめです。
ドルコスト平均法により、高値づかみのリスクを軽減できます。
ポートフォリオの一部として保有
資産の全てを銀に投資するのではなく、株式や債券とバランスよく組み合わせましょう。
リスク分散の観点から、ポートフォリオの5〜10%程度が目安です。
まとめ:銀投資信託で賢く資産形成を
銀投資信託は、少額から始められ、インフレ対策や分散投資に役立つ魅力的な投資商品です。
2025年は銀価格が大きく上昇しており、今後も産業需要の拡大により中長期的な価格上昇が期待されています。
新NISAを活用できる【1542】純銀上場信託や、低コストの【1673】WisdomTree銀上場投資信託など、自分の投資スタイルに合った銘柄を選びましょう。
ただし、価格変動の大きさや景気の影響を受けやすい点など、デメリットやリスクも十分理解した上で投資することが大切です。
長期的な視点を持ち、積立投資でリスクを分散しながら、賢く資産形成を進めていきましょう。


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