銀はどこで購入できる?主な購入先4選
銀への投資を始めたいと考えているものの、どこで購入できるのか分からないという方は少なくありません。
金と比べて取扱業者が少ないため、初心者の方は特に購入先選びに迷うことでしょう。
ここでは、銀を安心して購入できる主な購入先をご紹介します。
貴金属メーカー(田中貴金属・三菱マテリアルなど)
最も一般的で信頼性の高い購入先が、大手の貴金属メーカーです。
田中貴金属工業は、創業130年以上の歴史を持つ日本を代表する貴金属メーカーで、全国に店舗があります。銀地金や銀貨の販売だけでなく、銀積立サービスも提供しています。対面での相談が可能で、初心者の方でも安心して購入できる環境が整っています。
三菱マテリアルは、三菱グループの大手非鉄金属メーカーで、1896年から金の取り扱いを開始している老舗企業です。銀の現物購入や積立サービスを提供しており、年会費は一律864円、月額3,000円から1,000円単位で積立が可能です。
日本マテリアルは、100g以上のインゴット購入時に手数料がかからないという特徴があります。自社工場で生産コストを抑えているため、少量購入でも購入手数料が無料という大きなメリットがあります。
徳力本店もロンドン貴金属市場協会に認定された国際公式ブランドで、信頼性の高い銀地金を取り扱っています。
オンラインショップ・ネット通販
店舗に足を運ぶことが難しい方には、オンラインでの購入が便利です。
石福金属興業ネットショップは、平日10時~24時、土日祝日は24時間対応しており、忙しい方でも自分のタイミングで購入できます。
金銀の貯金箱は、東京都中央区に実店舗を持ちながら、ネット通販でも多くのお客様に支持されています。保証書を添付した本物の貴金属を扱っており、安心して購入できます。送料は通常630円で、ハンドリングチャージとして1注文毎に300円が必要です。
芦屋銀馬車は、オンラインで手続きが簡単で、全国どこからでも自宅に居ながらネットで地金の取引ができます。販売しているインゴットはすべてグッドデリバリー認定銘柄です。
コイン専門店
銀貨を購入したい場合は、コイン専門店が適しています。
記念銀貨などの通貨用銀貨は、新しく発行される場合は造幣局に申し込むことで購入できますが、販売期間が限定的です。
過去に販売された銀貨は、コイン専門店で販売されていることが多く、オークションでも探すことができます。
ただし、オークションから購入する場合は、コインが相場に沿った適切な価格で販売されているか、贋作でないかどうかも含めて出品者の情報を確認しながら慎重に検討する必要があります。
証券会社(ETF・投資信託)
現物を保有せずに銀に投資したい方には、証券会社を通じたETF(上場投資信託)や投資信託がおすすめです。
楽天証券などの証券会社では、銀価格に連動する金融商品を扱っています。
銀の投資方法を徹底比較
銀への投資には、いくつかの方法があります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
現物投資(銀地金・銀貨)
銀地金(インゴット)や銀貨を直接購入して保有する方法です。
資産を目に見える形として保有できるのが大きな特徴です。
銀貨はコレクションとしての価値も兼ね備えており、単なる投資だけでなく趣味として銀貨を集める方もいらっしゃいます。
メリット:
- 実物資産として手元に保管できる
- インフレ対策や有事のリスク分散に役立つ
- 銀貨はコレクション価値もある
デメリット:
- 保管コストや手間がかかる
- 紛失や盗難のリスクがある
- 銀は劣化しやすく、直射日光・湿気・高温を避けた冷暗所での保管が必要
銀積立
銀を自動的に定額購入する投資方法です。
銀価格は日々変動しているため、「いつが買い時なのか分からない」という方に最適です。
ドルコスト平均法という購入方法により、価格が上がっている時も下がっている時も一定額を買い付けていくことで購入タイミングが分散され、購入単価を平準化できます。高値づかみのリスクを抑えることができるというメリットがあります。
メリット:
- 月額3,000円~5,000円程度から始められる
- 購入タイミングを考える必要がない
- 積み立てた銀を銀地金として引き出すことも、現金で引き出すことも可能
- 初心者でも始めやすい
デメリット:
- 年会費や手数料がかかる場合がある
- 即座に現金化できない
ETF(上場投資信託)
銀価格に連動するように設計された投資信託で、証券取引所を通じて売買することが可能です。
銀価格の変動を確認しながらリアルタイムで取引したい方に適しています。
メリット:
- 保管の手間がかからない
- 少額から投資できる
- 株式と同様に取引できる
- 流動性が高い
デメリット:
- 保有中に信託報酬(手数料)が発生する
- 銘柄数が少なく投資先が限られる
- 実物資産として保有できない
先物取引
あらかじめ決められた期日までに取引を約束する投資方法です。
期待できるリターンが大きいですが、リスクも大きい上級者向けの投資方法です。
初心者にはおすすめできません。
銀投資の注意点
銀に投資する際には、以下の点に注意が必要です。
価格変動リスク
銀価格は景気動向の影響を受けやすく、金と比較して価格変動幅が大きい傾向があります。
(それまで上昇していた銀価格が 高市早苗 氏(=総理就任前後)を境に下落し始めました。)
市場における価格の変動幅が広いため、大きなリターンが期待できる一方で、損失のリスクも高くなります。
上昇しているからといって無理に買い増しはせず、少ない数量で様子を見るようにした方が良いです。
保管環境への配慮
銀貨や銀地金を購入する場合、保管場所の確保が重要です。
銀は金と比較して劣化しやすい性質を持ち、直射日光・湿気の多い場所、夏場などに高温になる場所での保管は避けるべきです。
最適な保管場所がない状態で銀貨を購入すると保管に困ってしまいます。
購入する銀貨や店舗によっては、保有している銀貨を金庫などの適切な場所で保管してくれるサービスもあるため、保管のサービスがある場所で購入するのも選択肢のひとつです。
取扱業者の確認
銀を購入する際は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
ロンドン貴金属市場協会(LBMA)に登録されている国際公式ブランドに認定された会社や、一般社団法人日本金地金流通協会に登録されている会社から購入することをおすすめします。
国際公式ブランドに認定されたメーカーには、田中貴金属、三菱マテリアル、日本マテリアル、徳力本店などがあります。
手数料の比較
銀を購入する際には、商品価格だけでなく手数料にも注目しましょう。
購入手数料、年会費、保管料など、会社によって手数料体系が異なります。
特に少量購入の場合は、手数料の割合が大きくなりがちなので注意が必要です。
徳力本店などで現物の銀を購入する際は、購入時に加工手数料がかかります。
また、売買証明書は売却時に必要となるため、大切に保管しておきましょう。
なお、売却の際にも加工手数料がかかります。
初心者におすすめの銀購入方法
初めて銀投資を行う方には、銀積立から始めることをおすすめします。
理由は以下の通りです:
- 少額から始められる: 月額3,000円~5,000円程度から投資可能
- 購入タイミングを考えなくてよい: ドルコスト平均法により自動的に分散投資
- 高値づかみのリスクを抑えられる: 価格変動に左右されにくい
- 信頼できる大手企業が提供: 田中貴金属や三菱マテリアルなど実績のある会社
銀積立で慣れてきたら、スポット購入で追加投資したり、現物の引き出しを行ったりすることもできます。
資金に余裕がある方や、より大きなリターンを狙いたい方は、ETFや現物投資を検討するのも良いでしょう。
まとめ:自分に合った購入先を選ぼう
銀の購入先は、目的や投資スタイルによって最適な選択が異なります。
- 信頼性を重視する方: 田中貴金属、三菱マテリアルなどの大手貴金属メーカー
- 手数料を抑えたい方: 日本マテリアル(100g以上で手数料無料)
- オンラインで手軽に購入したい方: 石福金属興業、金銀の貯金箱などのネットショップ
- 銀貨を購入したい方: 造幣局、コイン専門店
- 保管の手間を省きたい方: ETFや投資信託
初心者の方は、まず少額から始められる銀積立を検討し、徐々に投資額や投資方法を広げていくのがおすすめです。
銀投資を始める前に、各社の手数料や保管方法、サービス内容をしっかり比較検討して、自分に最適な購入先を見つけましょう。


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