先日、台湾出身の女性の友人と食事をしていた時のこと。
話の流れで「中国のお酒」について話題になりました。
私はあまり中国酒には詳しくなかったのですが、彼女が一言、こう言ったのです。
「貴州茅台(グイジョウ・マオタイ)って、知ってる?」
正直に言うと、そのとき初めて聞いた名前でした。
貴州茅台酒とは?
貴州茅台酒(Moutai / Maotai)は、中国・貴州省仁懐市茅台鎮で生産される高級白酒(バイジュウ)の一種。
白酒とは、中国特有の蒸留酒で、アルコール度数は一般的に50度前後とかなり高め。
茅台酒は、単なる白酒ではなく、「中国の国酒」とも称され、国家レベルの公式行事でも振る舞われる、まさに中国を代表するお酒なのです。
中でも貴州茅台は、同名の企業「貴州茅台酒股份有限公司」が製造するブランドで、品質・価格ともにトップクラス。
なぜ台湾の女性が茅台酒に詳しかったのか?
台湾では中国文化の影響が色濃く残っており、特に年配の方や家族の集まりなどでは、白酒がよく飲まれるそうです。
その友人いわく、台湾の一部の富裕層の間では、茅台酒は贈り物としても重宝されているとのこと。
「特別な日に、ちょっとだけ飲むのよ。高いからね(笑)」
と彼女は笑いながら教えてくれました。
茅台酒の味は?初心者でも飲める?
私自身、後日ネットで取り寄せてみました。
最初の一口は、正直に言えばかなりインパクトがありました。
独特の香りと、舌の奥にずっしりとくるアルコールの力強さ。
けれど、ゆっくりと味わっていると、何層にも重なるような香ばしさと余韻が口に広がっていきます。
お酒に詳しい人は「醤香(ジャンシャン)」と呼ばれる独特の香りが魅力だと語るそうです。
日本酒やウイスキーとはまったく違う世界観があるので、酒好きにはたまらないかもしれません。
茅台酒の価格帯と入手方法
実はこのお酒、非常に高価です。
普通に買うと一本数万円するものも多く、人気の年代物や限定品となると数十万円、時には百万円以上になることもあります!
入手方法としては、日本では一部の高級酒専門店やオンラインショップ、または中国人コミュニティ向けの輸入店などで手に入ります。
ただし、偽物も多いため、信頼できるショップを選ぶことが重要です。
茅台酒は体験すべき文化
単なるお酒としてではなく、中国文化を知る一つの「体験」として、茅台酒を試してみる価値はあると思います。
私のように、台湾の友人との何気ない会話から興味を持ったという人も多いはずです。
「お酒を飲む」ことが、その国の文化や歴史、風習を垣間見るきっかけになる。
そんなことを、茅台酒を通じて改めて感じました。
最後に
もし「貴州茅台酒って何?」と検索してここにたどり着いた方がいたら、ぜひ一度、自分のペースでその味と文化に触れてみてください。
飲むだけでなく、話のネタにもなりますし、何より新しい世界が広がるきっかけになるかもしれません。

