プラチナETFをSBI証券で始める|初心者向けの投資方法と選び方

投資

はじめに:プラチナ投資が注目される理由

近年、資産運用の選択肢としてプラチナへの投資が注目を集めています。

金や銀と並ぶ貴金属であるプラチナは、株式や債券との相関性が低く、ポートフォリオの分散効果が期待できる投資対象です。

特にSBI証券では、プラチナETFをはじめとする様々なプラチナ投資商品を取り扱っており、初心者でも手軽に始められる環境が整っています。

この記事では、SBI証券でプラチナETFに投資する方法や、おすすめの銘柄、メリット・デメリットまで詳しく解説します。

プラチナETFとは?基本を理解しよう

ETF(上場投資信託)の仕組み

ETF(Exchange Traded Fund)は、証券取引所に上場している投資信託です。

株式と同じように市場でリアルタイムに売買でき、少額から投資できる点が大きな魅力です。

プラチナETFは、プラチナの価格に連動するように設計されており、実際にプラチナの現物を保有することなく、プラチナ価格の値動きに投資できます。

プラチナ投資の特徴

プラチナは金と同程度の希少性を持つ貴金属で、宝飾品だけでなく自動車の排ガス浄化触媒や燃料電池など工業用途にも広く使用されています。

そのため、金とは異なる価格変動要因を持ち、産業需要の影響を受けやすい特性があります。

SBI証券で取引できるプラチナETF銘柄

SBI証券では、主に以下のプラチナETFを取り扱っています。

【1541】純プラチナ上場信託(現物国内保管型)

三菱UFJ信託銀行が管理会社を務めるETFで、日本の投資家に馴染みのある「グラム・円」単位でプラチナ地金の理論価格との連動を目指しています。

一定の受益権口数を保有すれば、受益権と引き換えに貴金属地金の現物を受け取ることも可能です。

  • 特徴:NISA成長投資枠の対象
  • 売買単位:1口単位
  • 信託報酬:0.55%程度
  • 流動性:プラチナETFの中で最も取引量が多い

【1674】WisdomTree 白金上場投資信託

世界的なETF提供会社であるウィズダムツリーの関連会社が運用するETFです。

ロンドン白金・パラジウム市場(LPPM)が公表するプラチナ価格との連動を目指しています。

  • 特徴:国内で最も歴史のあるプラチナETF
  • 信託報酬:0.49%程度(業界最安水準)
  • 純資産総額:1,000億円超で繰上返還リスクが低い
  • 注意点:NISA対象外

【1682】NEXT FUNDS 日経・JPX白金指数連動型上場投信

野村アセットマネジメントが運用する「NEXT FUNDS」シリーズのプラチナETFです。

日経・JPX白金指数に連動する投資成果を目指しています。

  • 信託報酬:0.45%(最も低い)
  • 純資産総額:比較的小規模
  • 流動性:1541や1674と比べるとやや低い

SBI証券でプラチナETFを購入する方法

手数料体系

SBI証券では、プラチナETFの取引に以下の手数料体系が適用されます。

株式取引手数料(税込)

  • 10万円まで:99円
  • 30万円まで:275円
  • 50万円まで:275円
  • 100万円まで:535円

さらに、SBI証券では100万円以内の取引手数料が実質無料になるプランもあり、少額投資にも適しています。

購入手順

  1. SBI証券の口座開設:まず証券総合口座を開設します
  2. 銘柄検索:銘柄コード(1541、1674、1682)で検索
  3. 注文入力:購入数量と価格を指定して注文
  4. 約定確認:注文が成立したら保有銘柄に反映されます

積立投資も可能

プラチナETFは通常の株式と同様に売買できるため、自分で定期的に購入することで積立投資を行うことができます。

毎月決まった日に一定額を購入することで、ドルコスト平均法によるリスク分散効果が期待できます。

プラチナETFと他の投資方法の比較

プラチナ現物取引

SBI証券では、ETFだけでなくプラチナの現物取引も可能です。

プラチナ現物取引の特徴

  • 最低投資額:1,000円または1g単位
  • 手数料:約定代金の1.65%(税込)
  • 取引時間:営業日8:30~翌5:00(ほぼ24時間)
  • 現物転換:一定量到達で実物プラチナの受け取りが可能

ETFとの比較

項目プラチナETFプラチナ現物取引
手数料株式売買手数料約定代金の1.65%
最低投資額数千円~1,000円~
NISA対応1541のみ対応対象外
流動性高い中程度
現物受取不可可能

投資信託

プラチナを組み入れた投資信託もありますが、ETFと比べて信託報酬が高めに設定されていることが多く、また現物資産への直接投資という点ではETFの方が明確です。

プラチナETFのメリット・デメリット

メリット

1. 少額から投資可能
数千円から購入できるため、初心者でも始めやすい投資方法です。

2. 流動性が高い
証券取引所で取引されるため、市場が開いている時間帯であればいつでも売買できます。

3. 現物保管の必要がない
実物のプラチナを保管する必要がなく、盗難や紛失のリスクがありません。

4. 分散投資効果
株式や債券との相関性が低く、ポートフォリオの分散効果が期待できます。

5. 信託報酬が比較的低い
特に1674や1682は信託報酬が0.5%未満と、投資信託と比較して低コストです。

デメリット

1. 価格変動リスク
プラチナ価格は市況により大きく変動するため、短期的には損失が出る可能性があります。

2. インカムゲインがない
配当や分配金がないため、値上がり益のみが収益源となります。

3. 信託報酬がかかる
年率0.45~0.55%程度の信託報酬が継続的に発生します。金ETFと比較すると若干高めです。

4. 産業需要の影響を受ける
自動車産業などの景気動向に影響されやすい特性があります。

プラチナETFの選び方|どの銘柄を選ぶべきか

NISA口座を使う場合

おすすめ:【1541】純プラチナ上場信託

NISA成長投資枠の対象となっているのは1541のみです。

NISA口座で運用することで運用益が非課税になるため、税制メリットを受けたい方には1541が最適です。

NISA口座を使わない場合

おすすめ:【1674】WisdomTree 白金上場投資信託

信託報酬が0.49%と低く、純資産総額も1,000億円を超えており、繰上返還のリスクが低い点が魅力です。

長期保有を考えている投資家に適しています。

コストを最重視する場合

おすすめ:【1682】NEXT FUNDS 日経・JPX白金指数連動型上場投信

信託報酬が0.45%と最も低いため、コストを最小限に抑えたい方に向いています。ただし、流動性がやや低い点には注意が必要です。

プラチナ投資の注意点とリスク管理

投資比率の目安

プラチナのような貴金属投資は、ポートフォリオ全体の5~20%程度に抑えることが一般的です。

株式や債券などの伝統的資産とバランスを取りながら保有することをおすすめします。

長期保有を基本とする

プラチナ価格は短期的に大きく変動することがありますが、長期的には実物資産としての価値を保つ傾向があります。

短期売買ではなく、中長期の資産保全を目的とした投資が向いています。

分散購入を検討する

一度に大量に購入するのではなく、時間を分散して少しずつ購入することで、平均取得単価を平準化できます。

まとめ:SBI証券でプラチナETF投資を始めよう

プラチナETFは、実物資産への投資を手軽に始められる魅力的な金融商品です。

SBI証券では、NISA対応の1541をはじめ、低コストの1674や1682など、投資家のニーズに合わせた選択肢が用意されています。

プラチナETF投資が向いている人

  • ポートフォリオを分散したい投資家
  • 実物資産に興味がある人
  • 少額から貴金属投資を始めたい初心者
  • 長期的な資産保全を考えている人

SBI証券なら、業界最低水準の手数料で100万円以内の取引手数料が無料になるプランもあり、コストを抑えてプラチナ投資を始められます。

まずは少額から始めて、プラチナ投資の特性を理解しながら徐々に投資額を増やしていくことをおすすめします。

プラチナは金と並ぶ貴重な実物資産として、あなたの資産運用の選択肢の一つとして検討する価値があるでしょう。

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