【2025年最新】銀ETF一覧|おすすめ銘柄と選び方を徹底解説

投資

銀ETFとは?基礎知識を押さえよう

銀ETF(上場投資信託)は、銀の価格に連動するように運用される金融商品です。

現物の銀を保有せずに、証券取引所で株式と同じように売買できる点が大きな魅力となっています。

ETFとはExchange Traded Fundsの略で、東京証券取引所などに上場している投資信託のこと。

銀ETFなら、最低6,000円程度から銀投資を始められるため、初心者にもアクセスしやすい投資手段です。

2025年現在、太陽光パネルや電気自動車(EV)の需要拡大により、銀の産業需要が急速に増加しています。

一方で銀鉱山の採掘可能年数は約20年と言われており、中長期的な価格上昇が期待されている状況です。

日本で購入できる銀ETF一覧【国内上場】

日本の証券取引所に上場している銀ETFは、主に以下の3銘柄です。

すべて円建てで取引できるため、為替リスクを気にせず投資できます。

【1542】純銀上場信託(現物国内保管型)

三菱UFJ信託銀行が運用する「金の果実シリーズ」の一つです。

大阪取引所の先物価格をベースに算出された「銀地金100グラムあたりの理論価格」との連動を目指します。

  • 運用会社: 三菱UFJ信託銀行
  • 信託報酬: 0.649%(年率)
  • 最低投資額: 約22,000円(1口)
  • 新NISA対応: 成長投資枠で購入可能
  • 特徴: 国内銀ETFで最大規模、流動性が高い

新NISA成長投資枠で購入できる唯一の国内銀ETFであり、一定の受益権口数を持っている場合、受益証券と引き換えに現物の銀地金に交換することも可能です。

【1673】WisdomTree 銀上場投資信託

ウィズダムツリーの関連会社が運用し、ロンドン地金市場協会(LBMA)の銀価格に連動することを目指す国内ETFです。

  • 運用会社: WisdomTree
  • 信託報酬: 0.49%(年率)
  • 最低投資額: 約67,570円(10口単位)
  • 新NISA対応: 対象外
  • 特徴: 国内銀ETFの中で最も低コスト

2025年10月時点で、年初の14,145円から22,610円へと約59.8%上昇しており、過去5年間の平均リターンは円ベースで年率23.81%という高いパフォーマンスを記録しています。

【1676】WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託

銀だけでなく、金・プラチナ・パラジウムなど複数の貴金属に分散投資できるETFです。

  • 運用会社: WisdomTree
  • 信託報酬: 0.44%(年率)
  • 構成比率: 金61.26%、銀21.26%、パラジウム11.45%、プラチナ6.03%(2024年7月時点)
  • 新NISA対応: 対象外
  • 特徴: 貴金属全体に分散投資、最も低コスト

過去5年間の平均リターンは円ベースで年率11.83%。

純粋な銀ETFと比べるとリターンは控えめですが、「銀だけに集中投資するのは不安」という方に適しています。

米国上場の銀ETF一覧【海外ETF】

日本の証券会社で購入できる米国上場の銀ETFは、主に以下の2銘柄です。

ドル建てでの投資になりますが、流動性が高く売買しやすいのが特徴です。

【SLV】iシェアーズ シルバー・トラスト

世界最大級の銀ETFで、銀の現物価格に直接連動するように設計されています。

  • 運用会社: ブラックロック
  • 信託報酬: 0.50%(年率)
  • 最低投資額: 約6,500円(1株)
  • 新NISA対応: 成長投資枠で購入可能
  • 特徴: 世界最大規模、高い流動性

国内銀ETFと比べて最低投資額が低く、NISA口座なら売買手数料が無料になる証券会社が多いのも魅力です。

【SIL】グローバルX 銀ビジネスETF

銀の採掘・生産を行う鉱山会社の株式に投資するETFです。

銀価格の上昇局面では、現物価格連動型よりも大きなリターンを狙えます。

  • 運用会社: グローバルX
  • 投資対象: 銀鉱山株
  • 新NISA対応: 成長投資枠で購入可能
  • 特徴: 銀価格の2倍以上のリターンを狙える

2024年10月〜2025年10月の期間、SLVの2倍以上のリターンを記録しており、銀価格の上昇を、より大きなリターンに繋げたいリスク許容度の高い投資家に向いています。

タイプ別おすすめ銀ETF【目的別に選ぶ】

投資目的やスタイルによって、最適な銀ETFは異なります。

NISA利用重視の方

  • 国内: 【1542】純銀上場信託
  • 米国: 【SLV】iシェアーズ シルバー・トラスト

新NISA成長投資枠で購入でき、売買手数料も無料になる証券会社が多いため、コストを抑えながら長期投資が可能です。

コスト重視の方

  • 【1673】WisdomTree 銀上場投資信託(信託報酬0.49%)

国内銀ETFの中で最も信託報酬が低く、長期保有時のコスト負担を最小限に抑えられます。

ただし、新NISA対象外である点には注意が必要です。

分散投資を求める方

  • 【1676】WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託

金・銀・プラチナ・パラジウムに分散投資でき、信託報酬0.44%と最も低コスト。

銀だけでなく貴金属全体に投資したい方に最適です。

高リターンを狙う方

  • 【SIL】グローバルX 銀ビジネスETF

銀鉱山株に投資するため、銀価格上昇局面では現物連動型の2倍以上のリターンが期待できます。

ただし、価格変動リスクも大きい点に留意が必要です。

初心者の方

  • 【1542】純銀上場信託 または 【SLV】iシェアーズ シルバー・トラスト

まずは銀価格に直接連動するシンプルな商品から始めるのがおすすめです。

流動性が高く、新NISA対応で長期投資にも適しています。

銀ETFのメリット

少額から始められる

株式投資は銘柄によっては数十万円、数百万円のまとまった資金が必要になりますが、銀ETFなら最低6,000円程度から投資可能です。

手元にまとまった資金がなくても、毎月少しずつ積み立てていくこともできます。

信託報酬が低コスト

銀ETFの信託報酬は年0.5%前後と、アクティブファンドと比べて格段に安い設定です。

現物の銀を購入する場合、売買時のスプレッドや保管料などで年間2万円以上のコストがかかることもありますが、ETFなら100万円投資しても年間コスト は5,000円程度で済みます。

流動性が高い

証券取引所で株式と同じように売買できるため、換金性に優れています。

取引時間中であればリアルタイムで売買が可能です。

ポートフォリオの分散効果

銀は株式や債券とは異なる値動きをする傾向があるため、ポートフォリオに組み入れることで全体の価格変動リスクを緩和させる効果が期待できます。

インフレや通貨リスクから資産を守る「オルタナティブ資産」としての役割も果たします。

信用取引が可能

銀ETFは信用取引が可能であり、適切なタイミングで空売りすることで、価格下落局面でも利益を出すことができます。

銀ETFのデメリットと注意点

価格変動リスクが大きい

銀は金と比べて値動きの幅が大きく、短期的に20%以上の変動を見せることもあります。

2024年4月には、わずか1週間で約24%も下落したケースもあり、リスク許容度の低い投資家には向かない場合があります。

配当金・分配金がない

銀ETFは価格上昇によるキャピタルゲインのみが収益源となります。

株式のような配当収入は期待できないため、定期的な収入を求める投資家には不向きです。

為替リスクがある

銀は基本的にドル建てで取引されるため、海外ETFだけでなく国内ETFでも為替の影響を受けます。

銀価格が上昇しても、円高になれば投資成果が目減りする可能性があります。

国内ETFは流動性が低い

国内上場の銀ETFは、米国ETFと比べて取引量が少ないため、希望する価格で売買できない可能性があります。

短期トレーダーには適さない場合があります。

銀価格の推移と今後の見通し

2025年10月現在、銀価格は年初の30ドル前後から大きく上昇しており、過去5年間で顕著な価格上昇を記録しています。

特に2025年1月から10月にかけて約60%の価格上昇を見せており、投資家の注目を集めています。

銀価格上昇の背景

  1. 産業需要の拡大: 太陽光パネルや電気自動車(EV)など、グリーンエネルギー分野での需要が急増
  2. 供給の制約: 銀鉱山の採掘可能年数が約20年と限られている
  3. 金価格との連動: 金価格の上昇に伴い、銀価格も上昇する傾向

金銀比価(GSR)による分析

金価格を銀価格で割った「金銀比価(GSR)」を分析することで、銀が割高か割安かを判断できます。

一般的に、GSRが高いと銀が割安、低いと銀が割高と解釈されます。

中・長期的には、産業需要の拡大と供給制約により、銀価格は緩やかな上昇基調を維持する可能性が高いと考えられています。

銀ETF購入におすすめの証券会社

銀ETFを購入する際は、以下のポイントを考慮して証券会社を選びましょう。

新NISA対応

SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、主要ネット証券では新NISA口座での銀ETF購入に対応しています。

成長投資枠を利用すれば、売買手数料無料で長期投資が可能です。

取り扱い銘柄数

米国ETFの取り扱いがある証券会社なら、【SLV】や【SIL】など海外銘柄にも投資できます。

選択肢を広げたい方は、外国株取引が充実した証券会社を選びましょう。

取引コスト

NISA口座なら多くの証券会社で売買手数料が無料になります。

特定口座で取引する場合は、手数料体系を比較検討しましょう。

まとめ:銀ETFで資産の分散投資を実現しよう

銀ETFは、少額から始められる魅力的な投資商品です。

現物の銀を保有する手間やコストを省きながら、銀価格の上昇による利益を狙えます。

目的別おすすめ銀ETF

  • NISA利用重視: 【1542】純銀上場信託、【SLV】
  • コスト重視: 【1673】WisdomTree 銀上場投資信託
  • 分散投資: 【1676】WisdomTree 貴金属バスケット
  • 高リターン狙い: 【SIL】グローバルX 銀ビジネスETF

初心者の方は、まず銀価格に直接連動するシンプルな商品から始め、投資に慣れてきたら銀鉱山株ETFや貴金属バスケットETFで、より幅広い投資戦略を検討してみてください。

太陽光パネルやEVなど、銀の産業需要は今後も拡大が見込まれています。

ポートフォリオに銀ETFを組み入れて、資産の分散投資を実現しましょう。

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