料理人として包丁を研ぎに出しに行って良いのかとか、そもそもスーパーマーケット等で包丁を買いに行っても大丈夫なのか?
どんな理由で銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)違反で逮捕されるのか気になりますよね。
銃刀法違反にはならない包丁の携帯
下記の使用目的の包丁の携帯であれば、警察に捕まる事はないと思います。
思いますって言うのは、警察による言い掛かりがない事を前提で話しています。
- パッケージに入ったままの包丁
- キャンプのため
- 釣った魚をその場で捌くため
- 木工細工のため
- 仕事場で料理するため
ただし、包丁を車に積んだままにしていると、「正当な理由」がないって事で銃刀法違反で逮捕されると思いますので、車から包丁を取り出しておきましょう。
銃刀法違反になる包丁の携帯
以下の場合は、銃刀法違反で逮捕される包丁の携帯です。
- 正当な理由がなく、包丁(5本)を所持
- 列車の中で、購入した包丁を梱包せずに所持
- 抗議の際に、文化包丁を所持
- 抗議が目的で、机やデスクの上に包丁を置いた
- 法廷に包丁を持ち込んだ
- 駅のホームで包丁を振りました
- 列車の社内のデッキに包丁を置いた
なお、②の補足ですが、ご自身が料理人として包丁(研いでもらったので回収)を列車に持ち込む際は、包丁の刃先をプラスチックのケースや段ボールで覆って、新聞紙で包んだ方が良いと思います。
過去に列車の中で、包丁を持ち込んだ者による死傷者が出たため、国土交通省の指示で厳しい対応になっているからです。
まとめ
独り身だったら、家を留守にしても心配はないですが、家族やペットがいる人にとっては銃刀法違反で逮捕はまっぴらごめんですよね。
もしかしたら、列車の事件からキャンプの場合でも、警察官による厳しい対応がないとは言い切れないので、包丁ケースに包丁を入れてキャンプに出掛けた方が良いかも知れませんね。